04.再会
「・・・・・?」
振り向くと懐かしい人が立っていた。
「遊人さん・・・」
私は彼の名を口にした後、すぐに走り出した。
「おいっ!?!」
彼の声が聞こえたのか、部員はいっせいに私たちを見た。
「あれっ?ちゃんどこ行くの〜!?」
兎丸君の声が聞こえたが、そんなことよりも彼から逃げることが先だった。
「おい、兎丸。お前と知り合いなのか?」
監督が僕に聞いてきた。
監督はちゃんのこと知ってるのかな?
「うん。クラスメートなんだよ。
司馬君も一緒だよね」
「(こく)」
監督は「そうか・・・」と言って、考え込んだ。
僕と司馬君は顔を見合わせた。
「お前たち二人がをここまで連れてきたのか?」
「そうだよ。無理言って来てもらったんだ」
「(こく)」
そう言うと監督はまた「そうか・・・」と言って考え込んでいた。
一体どういうことだろう。
結局、監督はちゃんに明日もう一度グラウンドに来るように伝えろとだけ言った。
わけが分からなかったが、すぐに部活が始まったのでその疑問の答えを見つけることができなかった。
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