個性溢れる仲間たち
私は事情を話し、彼に仲間に入れてくれと頼んだ
彼は蛮骨といって、七人隊という傭兵の頭だそうだ。
さすがに女に人殺し集団の中に入れるというのはまずいと思ったのだろうか、彼は最初断っていたが私のマシンガントークによってねじ伏せた。
そして、彼の仲間という人たちのところに着くまで色々なことを聞いた。
今の時代のこと、彼らが何をやっているのか、それから彼の仲間のこと。
それらを聞いていると、本当にやっていけるのか不安になった。
でも、私は彼にすがるしかないから、何が何でもやらなければならなかった。
歩き続けると、少し広いところに出た。
「あっ、蛮骨の大兄貴〜。って、なんで女なんか連れてんだよ!!」
髪を上げ、目の下から線みたいのが引かれている、綺麗な人がこっちへ来た。
その人の言葉とともに周りにいた人たちも私たちに注目した。
「そう騒ぐなよ、蛇骨」
「だって、何で女なんか連れてんだ!?俺が女が嫌いなの知ってるだろ〜!!」
俺ってことは、男の人なんだ・・・
二人が騒いで、というか綺麗な人が一人で騒いでるような気がするが。
そんな時、頭にタオルを巻いた人が近づいてきた。
「大兄貴、これは一体どうゆうことですか?」
「ああ、煉骨。俺はこいつを仲間にするために連れてきたんだよ」
「え〜。女なんていらねーよ!戦えねぇじゃん!!」
「まあ待て、蛇骨。たしかにこいつは戦えないが、賄いとして連れてきたんだよ。
煉骨も、この間欲しいって言ってただろ」
「ええ、確かに言いましたが・・・」
煉骨って人は、ちょっと困惑してた。
そりゃそうだよね。だって、傭兵だって言ってたもん。
私は、さっき蛮骨と話していたことを思い出した。
七人隊は、雇われ傭兵で転々といろんな所にいっている、と。
「だからって、何で女なんだよ!!男だっていいじゃん!!」
「お前も、女嫌い直せってことだよ。俺が決めたんだ。文句は言わせねぇぞ」
その言葉に二人は黙ってしまった。
綺麗な人は納得がいかないいようで、タオルを巻いた人はあきらめたようにため息をついていた。
そして私は微妙な空気の中、七人隊の仲間入りを果たしたのだった。
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