翌日。
元希と途中まで一緒に学校に向かった。
西浦のマネージャー兼コーチであることを言うと、なぜか悔しがってた。
理由は「タカヤは毎日私に会えるから」だそうで。
その答えに私は苦笑いを浮かべるしかなかった。
















学校では、高瀬が昨日のことで心配してくれて。
「仲直りした」と伝えると複雑そうな顔をされた。
理由は教えてくれなかったけど。



その後利央くんと島崎先輩が私たちのクラスにやってきた。
私は利央くんにもお礼を言ったり、島崎先輩と話をした。
島崎先輩が何かを言うたびに、高瀬が焦った態度を取るのが見てて面白かった。






























放課後。



練習を始める前にピッチャーやキャッチャーの控え選手を作った。
控えを作られたことで落ち込む三橋の背中に田島が「1」と書いたときは驚いたなぁ。
それで喜ぶ三橋も三橋だけど。(親がイジメだと思わないかな?)












そして夕暮れ時、一通り練習が終わった皆は監督のもとに集まった。
プロテイン争奪の結果が発表され、皆一喜一憂する。
下位だったのは阿部、田島、三橋。
阿部は悔しそうな顔をして、田島と三橋は百枝さんに頭を思いっきり握られてた。
(あれって絶対痛いよね!)











一応皆がプロテインを食べた後、百枝さんが皆に目を向けた。



「さて!部が始まってからそろそろ1ヶ月!お互いの性格もだいたいつかんだよね。
ここらで主将を決めましょう!



誰がいいと思う?」










その言葉に皆互いを見渡す。
そしてザンッと一斉に花井のほうを見た。










「おっ、お前らっっ」





「アラマー。一発だわね〜」
「マジすかっ」



花井は驚いた顔をする。
花井ならきっといいキャプテンになれると思う。
面倒見いいし百枝さんとかにもはっきり意見言えるし。
私も賛成だなぁ。



「花井君。私も同意見ネ。は?」
「右に同じく」
「そ、じゃあ満場一致ネ。花井君、やってくれる?」





「・・・・・・・・・・・まっ、いっすけど!」





一瞬、考え込んだ花井だったけど意外とはやく決断した。
皆はパチパチパチ!と拍手をして花井のキャプテン就任を祝った。
一部は花井の後ろで「は・な・い!は・な・い!」と騒いでいたけれど。
それを見た花井は顔を赤くしながら「かつぐなっ」と怒鳴っていた。
私はそのやり取りを見て笑ってしまった。



「えーと、副主将2人オレが決めていースか」
「そーね、いいんじょない?ね!?いーよね!?」





「「「「はーい」」」」





「じゃ、同じクラスから一人。そーだんがラクだ。阿部!」
「うーす。いーよー」
「あと栄口!内野の中心やってくれ!」
「はいよ!」





副主将も決まり大盛りあがり。
最後は主将である花井がしめることになった。





「こ、声出しって何、言うんスか」
「なんでもいんだよ!今叫びたいコトバを叫べば!」
「そうそう。わーっとさ」
「なこと言ったって・・・」



戸惑う花井にのんきに答える百枝さん。(私もだけど)
困った顔をしていた花井だったけど、花井を中心に円を作っていた皆の顔を見て、大きく深呼吸した。
そしてもう一度大きく息を吸って、










「夏大までがんばるぞ!!!」















「「「「「「「「「「にしうらーぜっっおぉおっ」」」」」」」」」」






































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