「一番傍に居てくれて、一番オレをわかってくれたのはだよ」





そう言って元希はを抱きしめた。





「リハビリの時も、荒れてた時も、一番力になってくれたのはだし。
がどう思おうと一番オレを分かってるのはお前だって思ってる。
そりゃ、荒れてた時にひどいこと言っちまったことは謝るよ。



オレにとってが傍に居てくれることのが一番大切なんだ。
今までお前が傍に居ることが当たり前すぎて気づかなかった。





―――ごめんな」





元希は抱きしめる力を強めた。
は元希の言葉が嬉しくて、さらに涙を流す。



「私を、許して、くれる、の?」
「当たり前だっつの。ってか元からオレ気にしてねぇし。
そんなことよりオレから勝手に離れてった事のほうが怒ってるっつーの!」



笑いながら元希は言った。
やっと向き合えたことに喜びを感じ、も笑顔を浮かべた。































何とか和解した二人は、久しぶりに話をした。
離れていた1年間を取り戻すかのようにしゃべった。



「あっ、ねぇ元希。そろそろ帰らなくていいの?」
「別に平気。オレの家に泊まるって言ってきたし」
「は!?」



思わず動きが止まる
一方元希は飄々としている。



「別に良いじゃん。兄妹なんだし。せっかく仲直りしたんだし、久しぶりに一緒に寝ようぜ」
「え!?別に元希がソファで寝れば良いじゃない!!」
「んな寝心地悪いところで寝れるかよ。先に風呂もらうからな」
「ちょっ、元希!!」



の言葉をシカトし、鼻歌を歌いながらとっとと風呂場に向かった元希。
彼の様子に思わず脱力しただった。
























も風呂に入り、ベッドに入った二人。
元希に背を向けるようにはベッドに入った。
最後に一緒に寝たのはいつだったか。
そんなことを考えながら目を瞑る。
あのころと変わってしまった元希に少し緊張する。



「・・・、もう寝たか?」
「ううん」
「なんか懐かしいな、こうやって一緒に寝るの」
「私もそう思った。元希大きくなったよね」
は小さくなったよな」
「ひど!」



元希のほうを向くと彼は笑っていて、もつられてくすくすと笑った。
再びこうやって一緒にいられることがすごく嬉しかった。



笑い終わった後、お互いに笑顔を浮かべながら自然と寄り添った。
元希はの背に手を回し、も彼の服を掴む。



「おやすみ、
「おやすみ」







二人はゆっくりと目を閉じた。
































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やっと和解。
残り後1話かな?