こっちの世界に来て1ヶ月。
だいぶこっちの生活にも慣れてきました。







。こっちにもドリンク!」
「はーい。あっ、柾輝!傷の手当てするから先に水で洗っといて」
「ああ」



私は飛葉中のマネージャーになりました。
最初は凄く戸惑って、ドリンクやタオル用意したりするだけで疲れてたし、怪我の手当てなんてほとんどしたことがなかったから悲惨なことになった。
しかも、学校から直行でマネージャーの仕事をするからすごく疲れた。


でも今は何とかスムーズにできてる(と思う)
怪我の手当ても慣れてきたので上手くできるようになったし、部活が終わったあと前よりは疲れなくなった。


それから時間が空いたとき彼らの動きを見てノートに書き込むことにしている。
気付いたこととかあったらそれを書いて、部活が終わった後それを玲さんに見せる。
私の意見なんて参考にならないと思うんだけど、玲さんはそんなことないって言ってくれる。
ちょっとでも役に立てることがとても嬉しかった。


飛葉でマネージャーをやってるおかげで運動してないのに体力とか少しついたし、サッカーのことも玲さんや翼たちの教えてもらって少しはわかるようになってきた。


おかげで最近英士との会話にサッカーの話が混ざることもしばしば。
英士は私が初めてサッカーの話をしたとき、とても驚いてた。
けど、結構その話で盛り上がって英士もサッカーのことをよく教えてくれる。





「柾輝、足出して」


は救急箱を持ちながら柾輝に近寄った。
そしてすぐに手当てをし始める。柾輝はそんなの様子を見ていた。


「これでよし」
「サンキュ。それにしてもさ、お前手当て上手くなったよな」
「いっつも柾輝たちが怪我してくるからでしょ。いくらなんでも慣れたわよ」


柾輝と軽口を叩き合う。
そこへ翼の怒声が響き渡る。


私にとってこの時間は楽しいものだった。













そんなある日。


、携帯なってるよ」


屋上で英士とお昼を食べていると、携帯が鳴った。


英士とはたまに一緒にご飯を食べたりサボったりする。
けど後が怖いからあまり目立たないようにはしてる(つもり)。
英士もそこら辺は分かってくれて、すごく助かってる。


「一体誰だろ?」


メールを開くと相手は翼から。
一緒に住んでるせいもあって翼とはあまりメールのやり取りはしない。
珍しいなぁと思いながらもメールを読んでみると














From    翼
Subject  部長命令
―――――――――――――――――――-
今日学校から直行でフットサル場に集合。













「何それ・・・」


私は思わず小さな声で呟く。
英士にも聞こえたらしく、不思議そうな顔をする。
私は英士に携帯を見せた。


「・・・ずいぶんと唐突だね」
「今更だけどね」


英士には私が居候してることと、その居候してる人の部活のマネージャーをしてることを話したことがある。
それで色々相談に乗ってもらったりしたことはあるんだけど。
これはさすがに英士も驚くって言うか呆れてた。


「向こうも試験前なんじゃないの?」
「そうだよ。ずっと部活できないからイライラしてるんじゃない?でも、だからって自分を巻き込まないでよ・・・」


肩を落としながらため息をつく。
英士は「ご愁傷様」といって、食べるのを再開する。
とりあえず翼に承諾のメールを打って、私もご飯を食べ始めた。



フットサルか・・・もしかして・・・・・・・・













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