何だかんだで、手術は成功。
経過は良好で来週には退院できるとのこと。
そんな時、カズたちが見舞いに来てくれた。



「いらっしゃい。カズ、昭栄、ヨッさん」



笑顔で出迎えると、昭栄が部屋に入るなりいきなり駆け寄ってきた。



さん大丈夫っすか!?」



切羽詰ったような表情の昭栄。
こんなにも心配してもらえるなんて幸せ者だなぁ、と思いながら「平気だよ」と答える。



「わざわざお見舞いに来てくれてありがとう」
「いや、手術成功してよかったな。おめでとう」
「ありがと。後はリハビリも頑張らなきゃね」
「だいじょーぶっす!俺らがついとりますから!」



意気込む昭栄に、呆れ顔のカズと苦笑いのヨッさん。
それがなんだか面白くて、は笑みを浮かべた。



「ありがと、昭栄。
そうだね、退院したら昭栄たちのサッカー見に行こうかな」
「ぜひとも来てください!俺の勇姿見せちゃりますから!!」
「うん。期待してるからね」

「ウッス!」










「けど、その前にハンドしないよう気ぃ付けんと」

「まだまだ初心者やけんな」










の言葉に大喜びしていた昭栄に釘を刺したヨッさんとカズ。
その瞬間、ピシリと昭栄が固まった。










「体力はあるっちゃけど」

「ばってんボールさばきはまだまだじゃし」



ズシンッ!



「それにまだディフェンスも甘いけん」



ドシンッ!!



「あと・・・」










ヨッさんとカズがどんどんとダメ出しをしていく。
すると昭栄の大きな体が徐々に小さくなっていった。










「えっ?昭栄ってサッカー下手なの?」















ガーンッ!!!















「・・・さ〜ん・・・」










昭栄は涙目になってがくっと肩を落とす。
それはまるで犬が落ち込んでるよう。
カズたちもと同じ考えだったようで、三人で顔を見合わせた。
そしたら何だか笑いが込み上げてきては声を出して笑い始めた。
それにつられるように二人も笑い出す。










「あはははは!しょ、昭栄かわい〜!!」



「おま、っはははは!!!」



「くっくっく」










カズはおかしそうに大声を出して笑い、ヨッさんは声を殺して笑った。
それを見て呆然とする昭栄。










「なっ!?からかったんすか!?」










大笑いをする3人を見て昭栄はからかわれていたことに気づく。
いまだ笑っている3人に、昭栄はさらに落ち込む。










「3人共、ひどいッス・・・」










昭栄の嘆きとカズたちの笑い声が病室に響きわたった。
































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お久しぶりです。
かなりお久しぶりな気がします。
今回はお見舞い話。
せっかく入院したんだからお見舞いに来させようと。
でも、ネタが浮かばず昭栄で遊ぶことに・・・(ごめんね昭栄)
おかげでキャラは違うわ、方言は忘れるわで大変だった。
本当はカミサマも登場させようと思ったけど、無理でした。
それはいつかネタが思いついたときにでも。
あ〜、スランプ〜・・・