「それじゃ、今日は本当にありがとうございました。とても楽しかったです」
「ならさ〜またおいで〜。今度は本気で投げるからさ〜」
「そうよ、いらっしゃいな」
「えっ、いいんですか!?ご迷惑じゃないですか?」
「気にしなくていいよ〜」
「えと、じゃ、来週の日曜日部活ありますか?」
「有 9時 開始」
「わかりました、それじゃあまた来ます。失礼します」
「うん、ばいば〜い」



彼らと別れ、そのまま岐路についた。























「いい子だったわね」
「うんそれに野球もうまかった」
「我 彼女 好印象」
「にしても、まさか剣ちゃんの球を打っちゃうなんて」
「しかもホームランだしね〜。びにょ〜にショック〜」



剣菱はがっくりと肩を落とす。



「ふふっ、来週の日曜が楽しみね」
「そうだね〜。早くならないかな〜」



が帰った後、こんな会話をされていたのをは知らない。


























「ただいま〜」



玄関を開けて、家の中へ入る。
返ってくることのない声。
真っ暗な部屋。
家に帰るとどうしても寂しさが募る。



「にしても今日は楽しかったなぁ。日曜が楽しみvv」



はそういいながら、机に飾ってある写真立てを持ちソファーの上に座った。
そこにはあまり年の変わらない男の子の写真。



「ただいま、お兄ちゃん。今日ね、お兄ちゃんが行きたがってた学校行ってきたよ。
そこの野球部の人たちすっごい優しかったよ。お兄ちゃんにも会わせてあげたかったな・・・
それにね、野球もやらせてくれたんだ。
あれ以来全然やってなかったから、やっぱり体が鈍ってたよ。
でね、今度の日曜日にでも遊びにおいでってさ、言われた、の。



でも、さ、あた、し、ばっかり、こんなに、幸せで、いい、のかな・・・?



ごめ、ね・・ごめんね・・・お兄ちゃん・・・・」



はそのまま写真を胸に抱きながら泣き続けた・・・


























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ちょっと主人公のことを暴露してみました。
これからどうしよう・・・
何も考えてないよ(泣)