次の練習は「100mバイアスロン」または「やぶさめ」と呼ばれてるもので。
直線100mのトラックに20m間隔で4つの的がある。
100mを全速で走り、なおかつ途中にある的に的確にボールを当てるもの。
一体誰が成功するかな?
「成績下位20名が野宿行きとする」
その言葉で始まったこの練習は予想以上に難しく。
的をはずす者、慎重になりすぎてタイムが伸びないものが大多数であった。
一番厄介なのはその的。
先へ行けば行くほどサイズが小さくなっていて、大半の者が苦しめられた。
いまだ完全制覇した者はなし。
最後はキャプテン。
「あの人ってやることが地味だよな」
「・・・・・・・・オメーは大きく身誤っているZe」
虎鉄先輩が猿野に忠告(?)する。
まっ、ホント猿野は全然解ってないよね〜。
牛尾キャプテンの真の実力を、さ。
キャプテンは合図とともに走り始める。
結構足速いなぁ。
キャプテンはスピードを落とさずにどんどんと的を当てていく。
しかも、最後の一番小さい的を両目をつぶりながら当て、タイムは兎丸と同じだった。
タイム 11秒58 牛尾キャプテン 完全制覇
牛尾キャプテンはスーパーユーティリティプレイヤーだね。
練習終了後、全員で3球ノックで使った球を綺麗にすることになった。
そこで子津くんがキャプテンに褒められ、子津くんは照れていたけど嬉しそうな顔をして。
・・・やっぱり可愛いなぁ〜。子津くんはキャプテンにラブなのね(←勝手な解釈)
これにて今日の練習は終了した。
本日の旅館内では。
「ちゃ〜ん!一緒に枕投げしよ〜!!」
兎丸に誘われて、一緒に枕投げをした。
あたしのチームは兎丸・司馬・もみじ。相手のチームは猪里先輩と虎鉄先輩と檜。
「くらえっ!!!」
バシッ!!!
見事虎鉄先輩の顔面にクリーンヒット!!!
先輩ダウン!!
「きゃ〜、せんぱ〜いごめんなさ〜い。大丈夫ですか〜?」
「・・・・てめぇ・・・・・・・」
「でも、レギュラーなのにそれくらいも避けられないなんて・・・・・・くすっ」
が小さく笑った。
それが気に障ったのか、虎鉄先輩はこめかみに青筋を浮かべている。
「いい度胸Da・・・覚悟しやがれ!!」
虎鉄先輩が懇親の力を込めて枕を投げてきた。
それをはひらりとかわす。
「へへ〜ん、当たんないもんね〜。とりゃっ!!」
ドカッ!!!
またもや虎鉄先輩の顔面にクリーンヒット!!
ナイス!自分!!
思わず、自画自賛。
すると・・・
バサッ!!
「よっしゃ〜!当たったZe!!」
ブチッ
「ブチッ? って、おわっ!!!」
ドカッ!バシッ!! バタンッ!!!
「いい度胸じゃない?虎鉄先輩。あたしに枕ぶつけるなんて、さ」
はにっこりと笑う。
「覚悟はできてるよね?」
こうして、一部の部屋で白熱した戦いが繰り広げられたのだった。
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久しぶりの更新。
本が手元にないので、ちょっと違うところがあるかもしれませんが気にしないでください。
下に枕投げが終わった後のことを書いてみました。ごめんね、虎鉄。
おまけ↓
枕投げ終了後
ボロボロになって倒れている人が一名。
「虎鉄大丈夫か?」
「こ、これが・・・大丈夫に見えるのKa?」
「を怒らせちゃダメばい」
「おう・・・・・・」
もう絶対にを敵にまわさないと決めた虎鉄であった。