授業が終り、一般の生徒は校門から出て行く。
その中を逆流していく者が一名。
は他校生にもかかわらず堂々と校内に入っていった。

































Time left behind to me 〜私に残された時間〜 08


































「こんにちはー!」



は意気揚々と体育館の中を覗く。
てっきり練習をしていると思っていただが、中を覗いた瞬間驚きを隠せなかった。



そこには想像していた光景とはまったく違ったものが広がっていた。














「な、に・・・これ・・・・・・」














頭から血を流して倒れている流川。
おそらくバスケ部の人であろう、鼻血を出している変わった髪の少年。



土足でしかも明らかにバスケをしに来たとは思えない人が数名。
床には血が点々とついていて、ボールにはつばが吐き付けられていた。



一方、花道は無傷のようで、倒れているらしい男の子を抱き起こしている。










いきなり現れたに対して、皆驚きの表情を浮かべていたが、
明らかにバスケをしに来た人とは思えない人の一人がこちらへとやってきた。



「おい、嬢ちゃん。何のようだぁ?」



「あ゛あ゛?」と凄みを利かせながら、の肩を掴もうとした、が。







































「汚い手で触るな」





































は男が自分の肩に触る前に手首を掴み、思いっきりねじ上げた。
男はあまりの痛さに悲鳴を上げる。
はそのまま男をほうり投げ、感情のない目で男を見た。



の瞳はあまりにも冷たい目をしていた。
だが、その瞳の奥からは強い怒りが見え隠れしている。




















「このクソ(あま)ぁ!!」




















別の男が叫びながらのほうへ走っていく。















!」















花道が大声での名前を呼んだ。

































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