「!」
花道は大声での名前を呼んだ。
Time left behind to me 〜私に残された時間〜 09
は男の拳を紙一重で避け、自分の拳を相手の鳩尾に素早く叩き込む。
ドカッ!! ガタンッ!
鈍い音がし、男は床に倒れた。
男はどうやら気絶しているらしく、ピクリとも動かない。
あまりの速さにその場に居たほとんどの人が驚いた顔をする。
そんな中、花道は慌ててに駆け寄った。
「おい!大丈夫か!?」
は少し息を乱しながらも「平気・・・」と答え、何とか呼吸を落ち着かせようとする。
「・・・?」
呼ばれた自分の名前。
その声にはどこか聞き覚えがあった。
ははじけたように顔を上げ、声が聞こえたほうを見る。
そして相手の顔を見た瞬間、の顔からは驚愕の色が浮かびあがった。
「う・・・そ・・・・・・ひさ、し・・・?」
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