学校をサボって見に来て見ると、お目当ての人たちは試合に出ておらず、
ふてくされた顔でベンチに座っているのが見えた。

































Time left behind to me 〜私に残された時間〜 15

































「なんであんた達試合に出てないの?」







「「!?」」







「花道、寿。うるさい」



はそう言って彩子に挨拶をする。
彩子も多少驚いているようで、でも声をかけるととても嬉しそうな顔をした。
彩子の素直な反応に気を良くしたはもう一度花道たちのほうを見ると、
いつの間にか目の前に寿が居て、腕を掴まれたと思うと力強く引き寄せられて、ぎゅっと抱きしめられた。





「ちょっ、寿!?」





はなんとか寿の腕の中から抜け出そうと、腕に力を入れて離れようとする。
けれど離れようとすればするほど、逆に寿の力が強まっていった。





「・・・かった・・・」





「寿?」













「良かった・・・・」













振り絞ったような声。
強まる腕の力。
本当に心配させてたんだなぁとこの時は実感した。



は抵抗するのを止め、されるがままになっていると、誰かに肩をつかまれ思いっきり後ろにひっぱられた。
力強く引き剥がされたため寿の腕の中から抜け出すことはできたが、勢いあまって思わず後ろに転びそうになる。
すると誰かに後ろから抱きとめられた。





「何やってるんスか」
「・・・楓?」





後ろから抱きとめてくれたのは楓だった。
どうやら花道が自分たちを引き離したらしく、そのまま転びそうになったのを楓が受け止めてくれたらしい。





「ありがとう、楓」
「ッス」



「あー!流川何やってやがんだ!?」
から離れろ!」





こちらに気付いた二人は喚き出した。
その様子を見た楓は大きくため息をつく。
すると、楓のまるで馬鹿にしたような(というか馬鹿にしてる)態度を見た花道と寿がついにキレた。































「「る〜か〜わ〜!!」」


































「試合に集中せんか!!」





バシッ!バシンッ!!




































彩子のハリセン炸裂。
花道と寿は地に落ちて行ったのだった。













































「あはは!ナイス!彩子ちゃん!!」

「どあほう共が」











































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久しぶりのギャグな気がする。
最初、喧嘩を止めるのを安西先生にするか彩子にするか迷いました。
最終的に動かしやすい彩子にしたけど。
ごめんね三っちゃん。最初のほうはいい感じだったんだけどね。
結局最後は流川がいいとこ取りになっちゃったよ。
流川好きだから、後悔はないけどね☆