敵の術中に嵌まりファールを連発する花道にヤスは声をかけた。








「落ち着け桜木ーーー!!



挑発に乗っちゃダメだよ!!



自分のペースで!!」








ヤスの応援が癪に障った花道。
声を荒げてヤスの言葉を否定した。








「ウルサイ!やめぇい、ヤス!!



よく見ろ!!どこが長髪だ!!



スキンヘッドじゃねぇか!!あのド頭!!!」












わはははは!!!!













「笑いを取ることではナンバー1だな」
「あの馬鹿・・・」



会場は笑いの渦に包まれ、いらん所を褒める魚住。
は花道の動言に顔に片手を当て、恥ずかしそうに下を向いた。
羞恥と頭痛に悩まされるであった。




































Time left behind to me 〜私に残された時間〜21





































「あれ?もしかして・・・」



三浦台はどうやら流川からファールを引き出そうとしている。
そのことに魚住や仙道も気付いたようだ。



「桜木からファールを取るよりも、流川からファールを引き出すほうがはるかに価値が大きい」
「だが、そう簡単にいくかな?」
「楓が何処までやるかお手並み拝見だね」









流川は三浦台の4番からパスカット。
コートを駆け上がり9番内藤のわきの下からシュート。
このシュートのおかげで流れが変わり始めた。



「あ〜あ、焦りはじめてる・・・」



内藤がスリーポイントの位置から打つ。
しかしはずしてしまい、流川がリバウンドを取り赤木がダンクを決めた。



「攻めてよし、守ってよし、か」
「流川クラスになればスキンヘッドの弱点をひと目で見抜けるからな」
「と、言いはりますと?」



魚住が湘北の強さに感心する。
仙道も流川の能力に気付くが、彦一には分からないようだ。










「確かに身体もでかいし、パワーもある。


           だが、アイツはそれに頼りすぎている」







「パワーとスピードがある分、ボールをもらったらひたすらゴールに向かって走る直線的な動きばかり。
あれじゃあ足元や横からの動きには対応できないわ。


でも、楓のおかげで他の人たちも気付いているはずだよ」










の言葉どおり、湘北メンバーは内藤の弱点に気付いたようで。
ボールが寿に渡り、そのまま寿は3ポイントシュート決めた。



そしてどんどん点が離されていき、三浦台メンバーは焦りと戦意を喪失し始めていった。



「この勝負、決まったかな」






























試合が進み、後半16分。
湘北がついに100点目をついに取った。


そんな時、あの二人が会場に入ってきた。


































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